首都圏の1人暮らし、平均賃料は59,100~66,300円
住宅新報Webより
首都圏の1人暮らし、平均賃料は59,100円~66,300円
アットホームこのほど、首都圏で1人暮らしをしている18~29歳の800人を対象に実施した「一人暮らしの実情と部屋探し」のアンケート結果で、月額平均家賃が学生5万9100円、社会人6万6300円という結果が出た。総収入に占める割合は、学生が41.4%、社会人が30%で共に前回調査比で上昇した。
調査によると、学生、社会人ともに過半数が間取り1Kに住み、ワンルームは学生25.8%、社会人14%と少数にとどまった。部屋探しの最大のポイントは「家賃」だったが、今後は「日当たり・通風」や「セキュリティー」を重視したいとの声も聞かれたという。
住まい探しの際に「あって良かった」情報のトップは、「物件や街の写真」で、以下「街の周辺環境情報」「物件や街の動画」などが続いた。また「なくて不便」だったのは「家賃相場表」がトップで、これに「他の入居者や周辺住民の情報」が続いた。
住まい探しで、物件の写真や動画をネット上に掲載するのが当たり前になってきた。一昔前までは、部屋の中が外部の人に分かってしまうので、ネットに掲載しないでくれという人もいた。最近では、セキュリティーを求めているが、自分の部屋がネット上に公開されていることには、気にしないようだ。
「なくて不便」で、「他の入居者や周辺住民の情報」があるのは興味深い。お隣さんや近所に対して無関心でいるよりも、何かコミュニケーションをとる手段を模索しているように思う。だから、オープン・コミュニケーションのシェアハウスが若い人たちに受け入れられているだろう。
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