30:
今日は大森駅で昼ごはんを食べることにしました。
大森には当社で管理している賃貸物件「ヴィラ・カテリーナ」があります。以前にヴィラ・カテリーナのオーナーに食事をご馳走していただいた中華料理屋があったことを思い出して、久々に行ってきました。中華料理屋の名前は『大連』で、雑誌やテレビによく紹介されている地元では有名なお店です。
早速、お店に入って五目チャーハンを注文。五目チャーハンのお値段はなんと530円。安い。楽勝で財布の中を覗いたら、510円しかなくて、さすがにカードでは支払いできないので、お店の人に事情を説明して、近くのコンビニまでお金を下ろしに行きました。
シンプルな五目チャーハンです。やっぱり五目チャーハンはシンプルにおいしいのが一番だとつくづく思いました。
大森駅に行った時にはご賞味あれ。
30:
住宅新報Webより
新築特例は「講ずるべき」 民主党税制改正PTが重点要望案
民主党・税制改正PTの総会が10月29日に開かれ、同PT役員会が2011年度税制改正に向けた租税特別措置などに関係する重点要望・案を提示した。
案では、重点要望事項の1つに、新築住宅などに係る固定資産税の減額措置(新築特例)を明記。「新規住宅購入層の中心となる30歳代の可処分所得が減少している中、住宅取得にかかる家計の負担軽減に資するため、一定の税制支援措置を講ずるべき」とされた。一方、「既存住宅に係る特定の改修工事をした場合の所得税額の特別控除」や「特定目的会社が資産流動化計画に基づき特定不動産を取得した場合の所有権の移転登記などの税率の軽減」は、廃止が考えられる事項として挙げられた。
なぜ、「既存住宅に係る特定の改修工事をした場合の所得税額の特別控除」を廃止するのであろうか。
あくまでも日本の建築行政は、持ち家主義を貫くようだ。それも新築住宅の購入を後押ししている。最近、徐々に中古住宅を自分の好みにリノベーションをする若い人たちが増えてきて、社会的にも認知されてきた。リノベーションは新築と比べても環境負荷が少ない。もっと政府としてはリノベーションを後押しするべきだと思う。
五十嵐 太郎 / 編 リノベーション・スタディーズ / 編 古谷誠章 青木淳 松村秀一 宮本佳明 阿部仁史 中谷礼仁
INAX出版
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28:
住宅新報Webより
徒歩3分のマンションが最高値 駅徒歩時間別の坪単価を発表
東京カンテイはこのほど、3大都市圏で2000年以降に竣工した物件を対象に、最寄り駅からの所要時間別「新築マンション坪単価指数」をまとめた。
それによると、いずれの圏域でも、駅からの所要時間が徒歩1分よりも3分の方が、坪単価が高いことが分かった。首都圏では、駅から徒歩1分の坪単価が 213.7万円であるのに対し、駅3分では216.5万円。以降、6分まで215万円前後で推移し、7分を過ぎると210万円を割り込み徐々に下落している。徒歩1分と言うと駅前か駅直結型のマンションに限られるが、喧騒や騒音が懸念される側面がある。一方で、徒歩3分は駅から適度に距離のある環境。こうした立地条件により、それぞれに相応の価格が付けられているとみられる。
日本の都市構造は駅を中心に発達してきた。駅近の賃貸物件は、ちょっと古くても、ちょっと狭くても、その利便性によって空室のリスクは少ない。しかし、駅に近すぎると電車の音がうるさかったり、駅前商店街が明るすぎたりする。駅から徒歩3分というのは、距離にして240m。駅前の騒音もネオンも届かない距離だ。
10年ぐらい前までは駅から遠い立地に対して、付加価値をつけるためにデザイナーズマンションがつくられた。最近ではデザイナーズマンションはあらゆるところに建っている。デザイナーズに鮮度はない。モノではなく新しい仕組みづくりが必要である思う。
27:
本日の日本経済新聞より
遊休不動産の活用提案 コクヨ 家具の販路拡大へ
コクヨは企業の保有するビルなど遊休資産の活用を提案して家具の販路を拡大する。第1弾として、大手予備校の代々木ゼミナール京都校(京都市)の別館を和風ホテルに改装して開業することを提案、家具を販売した。企業などの遊休不動産が増えるなか、貸会議室や美術ギャラリーなどの利用法も提案して家具需要を掘り起こす。
大手予備校は、受講者が通いやすいように駅前にある。その立地状況を考えるとホテルとして活用する提案は説得力がある。まさか、予備校が和風ホテルへ変身するというギャップも面白い。そして、このプロジェクトを行ったのが、都市デザインシステムというのが興味深い。
都市デザインシステムは、デザイン性の優れた賃貸マンションリノベーションを手がけて、さらに日本でのコーポラティブマンションを先駆的な役割を果たした会社である。しかし、アメリカのサブプライムローンによる銀行融資の厳格化の影響を受け、大型のリゾート事業の資金が滞り、2008年に経営破綻した。現在はコクヨの支援を受け経営再建をしている。
以前から都市デザインシステムの提案力やデザイン力は高い評価を得ていた。これからの都市デザインシステムの動きは見逃せない。きっと新しい賃貸住宅のカタチを提案すると思う。
25:
住宅新報Webより
「くるりんポイ排水口」集合住宅用を発売 INAX
INAXは、浴室の排水口掃除の負担を軽減する「くるりんポイ排水口 集合住宅用」を発売する。2007年に発売した同商品は、これまで戸建て用のみだった。狭い床下空間にも収まる新構造を開発した。12月1日に発売予定の集合住宅用システムバスルーム「ソレオ」やマンションリフォーム用システムバスルーム「リノビオ」に標準搭載する。初年度3万台の販売を見込む。
「くるりんポイ排水口」は、浴槽の残り湯を利用して排水トラップ内に渦流を起こし、その渦の力で髪の毛やゴミをまとめ、手入れしやすくする仕組み。浴室の中でも排水口は掃除に手間がかかるという声に応えた。
集合住宅では床下空間が狭い点がネックとなり商品化できていなかった。今回、浴槽排水を渦用と主排水用に分岐させ、水位をコントロール。分岐した水流を効率的に渦につなげる「Y字パイプ」と「整流リング」を採用した。
よくテレビコマーシャルでみかける「くるりんポイ排水口」。確かに浴室の排水口の掃除は大変で、画期的な商品だと思う。でも、なぜ集合集宅には採用されていなかったのか、という謎がとけた。そして、それを解決する日本の企業努力はやっぱりすごい。
分譲マンションだけでなく、賃貸マンションにも取り入れてほしいと思う。特に水周りは、見た目よりも使いやすさが重視されるようになってきているから。
前田 京子
飛鳥新社
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24:
今年の秋は、読書の秋にしようと思っています。
湊かなえさんの「告白」を読んで、最近のミステリーは読みやすくて面白いということが分かりました。今年の秋は本屋大賞を受賞した作品を読んでみようと決心しました。
「告白」は2009年の本屋大賞作品。2008年の本屋大賞の伊坂幸太郎さんの「ゴールデンスランバー」を読もうと思ったのですが、11月に文庫本がでるとのこと。
それまでの時間稼ぎではないのですが、伊坂幸太郎さんの短編集『チルドレン』を読むことにしました。
伊坂 幸太郎
講談社
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5つの短編が、つながっていて1つのストーリーになっています。短編ごとに登場人物の視点が変わっていきます。湊かなえさんの「告白」も同様の手法であったのでスムーズに受け入れることができました。
登場人物のなかで、個性的な陣内という男性がいます。破天荒なキャラクターですが、なんでもない日常が彼の言動によって奇跡をつくりだすストーリー展開は見事です。キャラ立ちした登場人物だと長々と登場人物の説明がいらないので、短編という枠組みにはうまく収めることができるのだと思います。
登場人物のなかで、盲目の永瀬という男性がいます。盲目の仕草などがうまく表現されています。そして、読み進めていると自分も盲目の永瀬とシンクロしていきます。それは、作者が小説のなかで情報をコントロールしているので、知りたいことが書かれていない。盲目になったような不安感があります。でも、最後は心地よいエンディングになっています。
「ゴールデンスランバー」の文庫本がまだ出ないので、伊坂幸太郎さんのもうひとつの短編集「死神の精度」を読んでみます。
伊坂 幸太郎
文藝春秋
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23:
住宅新報Webより
iPad向け新築分譲マンションカタログを無料配信 住友不動産
住友不動産はこのほど、アップル社の高機能情報端末「iPad(アイパッド)」のユーザー向けに、同社の新築分譲マンションカタログを画面上で閲覧できる専用アプリの無料配信を始めた。マンション業界初の試み。
カタログを「App Store」からインストールする。ページをめくるような操作で読み進めることができるのが特徴。グーグルマップにも対応しており、希望物件を地図から検索することもできる。
掲載物件は、関東15物件、近畿2物件、東北1物件、北陸・甲信越2物件、東海2物件、九州1物件。
部屋探しをする人の8割が、まずはインターネットで情報収集を行う。しかし、ネット上にあふれている不動産情報は、整備されていないのが現状である。
その理由としては、不動産仲介業者が、まずは魅力的な不動産情報をネット上に流し(募集中かどうかは関係ない)、お客様から連絡をもらい、来店してもらうことが目的となっている。
不動産仲介業者が、誠実な不動産情報をネット上で提供できなくなると、売主(貸主)と買主(借主)から相手にされなくなり、売主(貸主)が直接的に買主(借主)に不動産情報を提供するようなことが今後加速していくと思う。
不動産仲介業者は誠実で新鮮な不動産情報を提供することが一番大切だ。そうすれば口コミでお客様は集まってくる。
神田 昌典
フォレスト出版
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22:
住宅新報Webより
過剰供給抑制など賃貸住宅市場正常化への6つの提言
リクルート住宅総合研究所は10月20日、賃貸住宅市場正常化に向けた「賃貸住宅生活実態調査」を発表した。
それによると、賃貸住宅市場を正常化するための具体案として、(1)過剰供給の抑制(2)質の向上と長寿命化への誘導(3)滅失の促進・跡地の柔軟な活用の3点を、税制の見直しと共に取り組むべきだと提言している。更に、ニューヨーク、ロンドン、パリの賃貸住宅の現地取材を実施し、日本の賃貸住宅市場や賃貸住宅におけるライフスタイルなどとの比較も試みた。それを踏まえて、(4)築20年以上の物件のリノベーション投資への減税やローン開発及び入居者のDIY・セルフイノベーションの奨励(5)初期費用の透明化と軽減による住み替え促進(6)住民同士や住民と地域が触れ合う共用スペース・商業の付置、にも取り組むべきだとした。
スクラップアンドビルドの根本原因である税制を抜本的に見直すと共に、賃貸ライフを楽しくするための個性的な賃貸住宅を増やし、住まい手の関与を引き出すことが、今の賃貸住宅市場には必要だとまとめた。
日本は、景気刺激策として政府が率先して住宅ローンの金利優遇や減税、贈与税枠の拡大などを行ってきた。その結果、分譲マンションの空室率は10%前後に対して、賃貸マンションの空室率は20%を超えている。
日本での賃貸住宅では、大家さん(貸主)の立場が強い。様々な法律で入居者(借主)を守っているが、現実では貸主が絶対的で、賃貸住宅を借主が手を加えてはいけない。借主が、自分の部屋に対して何もできないなんて住んでいてもつまらない。
今回の提言のなかで、「入居者のDIY・セルフイノベーションの奨励」には大いに期待したい。これしか、賃貸住宅の活きる道はない。
石倉 ヒロユキ
日本放送出版協会
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20:
今日は護国寺駅で昼ごはんを食べることにしました。
今日のお店は、護国寺駅の地上階出入り口からすこし歩いたところにある『三百宴職人』です。実はこのお店は以前から知っていました。だいぶ前に護国寺駅徒歩2分のところにある「ベルファース音羽」を案内したときに、このお店を目につけていました。実はチャーハンの安いセットメニューがあったので、気になっていました。
それは、チャーハンと餃子と半ラーメンのトリプルセットでお値段が830円。お店に入って早速注文です。さすがに出てくるまでにちょっと時間がかかりました。
期待以上のヴォリュームでした。メインのチャーハンは、残念ながらランチ用に作り置きしたものを再加熱したものだと思います。だから必要以上にパラパラしています。それでも再加熱の割にはおいしいと思います。出来立てならかなりのおいしいチャーハンだと思います。半ラーメンは細麺で僕好み。スープもおいしかったです。餃子がまさか5個もあるなんてビックリ。味もなかなか。お値段を考えると十分に満足です。
護国寺駅に行った時には、ご賞味あれ。
20:
住宅新報Webより
食を通じたコミュニケーションプラン「キッチンスイート」
東京建物と東京ガスが共同開発
東京建物と東京ガスは、「食」を通じて家族のコミュニケーションを育む新しいキッチンスペース「キッチンスイート」を共同開発した。
キッチンをコミュニケーションの中心と位置付け、家族の導線が自然とひとつになるように住戸内に配置したキッチン。ダイニングと一体化したオープンカウンターや、キッチンと向き合った「ワークカウンター」を設置。また、十分な調理作業スペースを確保すると共に、調理道具や調理家電、器などを区分して収納できる「収納ユニット」などを設けた。
両社では、「食を通じて子供の五感の育成を目指す、食育を行うことができる空間を実現した」と話している。
家を建てるときに、ほとんどのケースで夫よりも妻の方が主導権も持つ。それは、妻の方が家にいる時間が長いので、妻の発言力が強くなる。特に発言力が一番強いところは、キッチンである。
毎日のキッチンにたつ主婦としては、キッチンの使いやすさは一番重要である。もし、主婦がキッチンを満足いくかたちでつくることができれば、大袈裟かもしれないが、その家族は幸せである。
子供のための食育ではなく、家族の幸せのための食育を提供できるキッチンが求められていると思う。
金丸 弘美
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